2015-01-01から1年間の記事一覧
おいらの判断はおそろしく軽い。1グラムもない重さだ。あとさきも考えない。お花畑に花が咲くのをじっと待っている。今では100キログラムの後悔を抱え込んでいる。(このくらいの重さなんか全然へっちゃら)主人公はもっと軽くて生死の壁もひょいと乗り…
魯迅の孔乙己(コンイーチー)を最初に読んだのは中学校の教科書だ。以来、目標としている小説となっている。一杯の酒を求めて孔乙己が店にやってくる。ただそれだけの小説なのだが。。。そこに絶望とか不条理とかを感じるのは、人それぞれ。ぼくはただただ…
あなたは、いい匂いがする、というと、「それヘアスプレーだから」と私を笑う。あなたから香る匂いは、あなた自身であって、あなたがつけている何かではないょ。しっかし、いい匂いがするなぁ。 マドレーヌからはじまる匂いの記憶の旅は細部に細部に突き進む…
ぼくが「つげ義春」と出会ったのは、友人の6畳の部屋だった。友人とはアルバイト仲間で家も近かった。その内、その友人は大学(都立大学)をやめてしまって、引っ越した。多分それ以来会っていない。今、何をやっているのかもわからない。大学に通えるなん…
こんなタイトルの文章には動詞が必要だ。 やった とか した とか なめた とか 藁 ここに 例えば 気持ちよかった とかの形容動詞がつづくと途端にあっちの世界にいってしまう。 藁藁 2回もいった とか になると 藁は10回くらい必要だ。
うーん、やっぱり殴りに行くな。 チンポがあと3センチ長かったら、と考えることと同じレベル。 じゃあ3センチ長かったら、どうするんだって? だからさ、「マス釣り」でパイパンで落とした毛を捜しに行くだろ。 あんた、ポカ○○タスに改名したら?
1年程前にFBに書いた文章。事情があって、こちらに残すことにしている。こんなことに何の事情があるのかと尋ねられるけれど、一切話さないでおこうと思う。どのみち大したことないし。ばらばらに作業をやっていると、何を移して何を捨てたのか、わけわか…
この『忘れていた』という言い回しをぼくの好きな作家たちは頻繁に使う。だから、ぼくも使ってしまう。他にどんな言い方があるのか?------------------------人生には様々な困難な問題が立ちはだかってにっちもさっちもいかない時がある。今のぼくがまさし…
原題は「A Perfect Day for Bananafish」翻訳は野崎孝。こんな日本語のタイトルは思いつかない。しかし、読んだのは吉田秋生先生の「BANANA FISH」が先だった。ぼくと同じような経路をたどった人は少なくないだろう。 ★ 死ぬならこんな感じが「バ…
容疑者は「入れていない」と否認しているという。 一人ひとりの視点が世界だ。 迷子になっている「マス釣り」をぼくはまだ見ていない。 刑事「ダンゴムシを入れたのはお前か」 容疑者「かんべんしてくださいよ、ダンナ」 *一部の事実を日本のヤフーニュース…
以外と、彼らのおこぼれのような仕事で暮らしが成り立っていて、それなりの収入もあって、それで「お前らなんかと住む世界が違うって言ってんだよ」みたいな能書きも平気で言える。 仕事だからって、ペコペコはしないよ、普通に話す。タメ口だよ。 例えば、…
風邪の具合が悪くて、「マス釣り」は早々にあきらめて帰ってきた。
バビロンといえばフィッツジェラルドと思っていたが、ばびろんまつこのセンスよさには負ける(バビロン再訪―フィッツジェラルド短篇集) さすがにパイパンの彼女の部屋で「毛」を釣るのは至難だな。
ポールニューマンのことと、バスに乗って帰ることと…。。。冒頭のパラグラフの最後の部分だけでしびれる。 ぼくが生まれ育ったところは仕事は漁業のみ。漁師の世界では腹巻の中にドスがあったなんて、特に珍しくなかった、ときいた。もう、そういう時代はと…
レイモンド・カーヴァーの小説に「大聖堂」っていうのがあるんだけどさ。 7歳になった小型の漁師は、真夜中どうしてもオシッコを我慢できなかった。自分の寝ている部屋から便所(カンジョ)に行くためには、3段の階段を昇って、2階の廊下を通って、さらに…
金運がアップするっていうじゃないか。 でも、その時の感覚が重要らしい。 金運がアップするのは「気持ちよく」ウンチをしている場合のみ。 おいらのはどうだったかな。 目が覚めたときは、まさか「寝クソ」をしたんじゃないかって、お尻のあたりの感覚を研…
交番で道を聞こうとしただけなんだけど。 その警官は机の下でジャンプを読んでいたんだ。 ぼくはそれをちょっと見てしまったんだ。 射撃は見事だった。スマホの中心を打ち抜いた。 ぼくに怪我はなかった。 そして目が覚めた。
「この世には、目に見えない魔法の輪がある。輪には内側と外側があって、私は外側の人間。でもそんなのはどうでもいいの。私は、私が嫌い。」というところから、始まる。 僕は自分の顔を見るのが嫌いになった。いつからかなあ。 でもさ、外から内を斜に見て…
天使エスメラルダ 9つの物語, ドン デリーロ, Don DeLillo←アマゾンの中古でも¥1500もするよぉ
日本の小説も! 知らない作家ばかりでびっくり。 露八史観 大江戸ひっくり返史, 阿井 渉介 芝浜謎噺―神田紅梅亭寄席物帳, 愛川 晶 ヘルたん - ヘルパー探偵誕生, 愛川 晶 網にかかった悪夢, 愛川 晶 ココロ・ファインダ , 相沢 沙呼 卯月の雪のレター・レタ…
帰り道の途中で、小学生の女子の二人組がチャリで追い抜いていった。 「淳君とゆきちゃんに恋人の噂があるんだって」(どちらも仮名)先を走っていた女子が言ったのだった。 淳君に恋人かぁ、いいねそれ。
若い頃、図書館にある本を順番に読んでおこうと思って挑戦したんだけど、一日もたなかった。書架の前に立つと何しようかなと、必ず立ちすくんでしまう。 至福の時間なんだけど、結局に何も借りなかったりして。今日もふと思い立ち、いつも本を借りている砧図…
4日も雨が続いたら自宅の洗濯機じゃ処理できへんで。で、コインランドリー。 ちょっと前にNHKのドキュメンタリー72時間でニューヨークのコインランドリーで行き交う人の特集してたな。国籍、人種、アイディンティ、皆バラバラ。それでいて洗濯の事情は同じ。…
5時28分頃家を出て駅に着いたのが5時48分頃。改札の前に人身事故のお知らせがあったのにはびっくり。5時34分頃やっちまったらしい。 この日は皿洗いのバイトに行く日。遅刻したらえらいこっちゃになるので、迂回ルートで職場へ。 ぼくも「西大島」…