「東京でマス釣り」の下書き

世界まぼろし協議会だより

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

tokageと夏 一枚の写真より 

直子という名の女性   片岡版も村上版も

片岡義男を読み始めたのは二十歳からだ。大好きだった女の子の影響だった。話題についていく、ただそれだけのために読み始めた。当時、東横線の新丸子に住んでいて、3つ先の駅の自由が丘でコーヒーを飲みながら、読んだ。大好きな女の子が偶然に通りかかる…

町の中心に石造りの古い塔があった

塔の展望台の真ん中に小さななのぞき窓があった。 のぞき窓の中は望遠鏡のような構造になっていた。 望遠鏡をのぞくと、遠くを見渡せるわけではなかった。 なんと不思議なことにその人の未来が見えるのだった。 *こんな夢で、ぼくはその望遠鏡から自分の人…

乳休みの板

「たるを知る」なんて、よほどのことがないと、その境地にいたらない。満たされない心はいつまでも満たされない。 以前、マンションのフロントの仕事をしていた時、入居者の引っ越し作業がの打ち合わせで若い女性の業者がフロントにきたがことがあった。見た…

元旦の7時から仕事だった。昼には聖イグナチオ教会に寄って

夕方は真言宗のお寺さんに初詣。お坊さんの般若心経を聞かせてもらった。 いつも誰かに手を差しのべたいと思っているのに、心の奥では救われることを期待しているのかもしれない。 通り道に神社があったら、きっと立ち寄って見よう見まねでお祈りをしていた…