「東京でマス釣り」の下書き

世界まぼろし協議会だより

「八月の光」 フォークナー

1年程前にFBに書いた文章。事情があって、こちらに残すことにしている。こんなことに何の事情があるのかと尋ねられるけれど、一切話さないでおこうと思う。どのみち大したことないし。ばらばらに作業をやっていると、何を移して何を捨てたのか、わけわかんなくなっている。藁。重複していたら、ごめんね。
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夜勤の合間をぬって、毎日少しずつ少しずつ、読み進めた。合間を縫ってどころか、仕事そっちのけで、読むようになるまで、何日もかからなかった。最後のページを読み終わったのは午前4時ごろだった。新聞配達が始まる時間だ。失敗の後始末やら、学費(生活費)目的やら、新聞を配る理由はさまざまだ。自分の会社の社員に給料を支払うために新聞を配っている社長さんもいたな。漁師の祖父を手伝って、漁に出るのもだいたいこの時間帯だった。夜から朝になる「なんとなくまだ夜」の時間。本人たちは気づいていない、光は。。光は。。もうじき。。
忘れないで書いておこう。新聞配達員は世の中の出来事にほとんど興味がないのだった。
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この文章を書いた当時、新聞を配達してくれる人は100%日本人だった。ところが、いまや、100%外国人だ。1年、本当に時代は変わる。ぼくの身辺も同じで、ベトナムの友達ができたりして。。