「東京でマス釣り」の下書き

世界まぼろし協議会だより

町の中心に石造りの古い塔があった

塔の展望台の真ん中に小さななのぞき窓があった。

 

のぞき窓の中は望遠鏡のような構造になっていた。

 

望遠鏡をのぞくと、遠くを見渡せるわけではなかった。

なんと不思議なことにその人の未来が見えるのだった。

 

*こんな夢で、ぼくはその望遠鏡から自分の人生を見た。

どんなだったかなぁ、すっかり忘れた。

どうせろくでもない終わり方だしな。