「東京でマス釣り」の下書き

世界まぼろし協議会だより

乳休みの板

「たるを知る」なんて、よほどのことがないと、その境地にいたらない。
満たされない心はいつまでも満たされない。

以前、マンションのフロントの仕事をしていた時、入居者の引っ越し作業がの打ち合わせで若い女性の業者がフロントにきたがことがあった。
見た瞬間思った。デカイ。どこが? 乳だった。
ゆったりとしたユニフォームからでも、その大きさが見て取れた。

彼女の胸のふくらみの下はちょうどフロントの板の高さと同じだった。受付簿を差し出すと、彼女は身を乗り出した。その時、ぼくは見た! 乳とそれを支える胴体の間には見事に隙間があった。それは

彼女の乳はフロントの板にノッた。

 のであった。

 

ああ、こういうこともあるんだな、と思った。彼女はどういう感じなんだろう。少し体が軽くなるんだろうか。